インタビュー実施月:2023.08

全店舗の販促状況を見える化
実態に即したより効果的な販促を実現

ロゴ

株式会社湘南Hi Life湘南パンケーキ

全店舗の販促状況を見える化
実態に即したより効果的な販促を実現

湘南パンケーキ

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株式会社湘南Hi Life湘南パンケーキ

【インタビュー対象者】

株式会社 湘南 Hi Life取締役 店舗開発営業本部長

市川 瑛幸 様

大箱根事業 株式会社(親会社)クリエイティブディレクター

橋本 圭司 様

株式会社湘南Hi Life

飲食店の経営、FC開発、コンサルタント事業を運営。 「日常を忘れ、大切な人と大切な時間を過ごすことのできるお店」を創りたいとの想いで始めたパンケーキ専門店「湘南パンケーキ」を、神奈川県の小田原本店をはじめ、関東を中心に10店舗展開(2023年7月現在)。
昔ながらの製法で丁寧につくられた地元の素材・湘南小麦を使ったこだわりのパンケーキと、お客様の年齢・性別を問わず楽しめる豊富なメニューが魅力。

地元ならではの素材・湘南小麦を使ったパンケーキと豊富なメニューが人気の「湘南パンケーキ」。その運営企業である株式会社湘南Hi Life様では2023年5月に『matomaru』を導入されました。
複数の店舗を運営され日々多くのお客様と接せられる同社に、導入前に抱えておられた課題、実際に導入した後の効果、今後の展望などを伺いました。

ご導入のきっかけ
・店舗ごとにばらばらだった販促ツールを統一し、一元管理したい
・店舗ごとの顧客データを集めて、実態に即したより実践的な販促を行いたい
ご活用方法
・プッシュ通知を促すなど、本部と店舗とが連携して販促を実施
・フォトコンテストなど、お客様参加型イベントの実施
実際の効果
・収集した情報を活用した、的確な販促・店舗運営
・「お客様にも楽しんでもらえるアプリ」としてのアイディアが広がる

導入したきっかけ

店舗ごとの情報を一括管理し、運営や販促を効果的に行う

湘南パンケーキではもともと、リピーターを獲得するための取り組みとして使用する販促ツールが店舗ごとにばらばらだったことから、これを一元化し、各店舗で蓄積された情報を「湘南パンケーキ」全体で活かしたいというニーズがありました。そんなときにご紹介をいただいたのが、自社アプリを構築し顧客管理も行うことができるバリューワンのシステムです(当時のサービス名:アプリムーバー)。
『matomaru』(当時のサービス名:アプリムーバー)を導入してからは、集められた情報を基に、販促が上手くいっている店舗ともう少し強化すべき店舗とを判別し、それぞれに適切な対策を立てられるようになりました。また、アプリ会員登録者数や店舗のお気に入り登録数などを基に、各店舗の安定した売り上げの進捗も見えるようになりました。
アプリを全店舗共通にすることでブランドとしての統一感を打ち出すこともでき、他にも多岐にわたって良い効果を発揮してもらっています。
今回、そのシステムのバージョンアップということで『matomaru』への切り替えを行ったのも、同様の機能と効果を引き続き期待できるためです。
それに加え、アプリに登録していただいたお客様がより楽しめる機能が充実していたり、メールやLINEなどアプリ以外のツールとの連携が可能になっていたりと、『matomaru』ではできることがますます増えた印象があります。

アプリ画面

アプリの活用方法

データの活用で本部と店舗が連携。お客様参加型のイベントも

当社では、店舗でご提示いただく会員証兼ポイントカードとしてアプリを使っています。
そこで蓄積されたデータは本部で一括管理し、各店舗の実態に応じた販促の戦略を立てることに役立てています。例えば、店舗にプッシュ通知を促したり必要に応じてサービス内容を共有してもらったりするなど、「お客様へのアプローチに使えるツール」として幅広く使わせてもらっています。
また、アプリを使って、ご来店のお客様を対象とするフォトコンテストを実施したこともあります。お客様が撮影したパンケーキなどの写真を当社アプリから投稿していただき、写真が入賞した方には賞品として限定クーポンをプレゼントするというものでした。
所感としては、写真で湘南パンケーキの魅力を伝えられたこと、参加型のイベントとしてお客様にも楽しんでいただけたこと、そして我々も「お客様はこういう風に楽しんでいるんだ」ということを改めて違う角度から知ることができたことで、有意義なイベントとなりました。
今後もこういった、お客さま参加型の販促イベントを積極的に企画・実施していきたいと考えています。 ※フォトコンテストはオプションのキャンペーンシステムとなります。

パンケーキ

導入後 魅力に感じている点

お客様にアプローチするためのアイディアが広がる

繰り返しになりますが、バリューワンのシステムを導入してから各店舗の顧客データを一括管理することでより効果的な販促ができるようになりました。
また、『matomaru』に替わってからはさらに機能が増え、販促としてできる施策の幅がより広がりました。中でも特に魅力を感じるのは、アプリ内でスクラッチやログインボーナスの機能など、ゲーム性が高くお客様にもより楽しんでいただけるツールになった点です。
さらに、アプリのデザインについても自由度が高まって、自分たちのブランドらしさをよりお客様へ伝えやすくなったと思います。
まだ切り替えから日が浅く実現はこれからですが、こういった機能を活用して店舗とお客様との距離を近づけられる、そんなツールとして『matomaru』には期待しています。
そしてこれは当社だけに当てはまることではなく、『matomaru』を他社様にも広くお勧めできるポイントでもあります。特に、対面でお客様と接するビジネスをされている企業様は重宝されるのではないでしょうか。
『matomaru』では以前よりもできることが大幅に増えたので、バリューワンの担当者の方とも相談しつつ、本部と店舗とで使用する機能を区別するなどしながら、関係者全員でより有効活用していければと思います。

インタビュー

今後の展望

「開きたくなる」アプリを目指して情報とコンテンツを充実

今後やっていきたいことは、大きく二つあります。
一つは、お客様にも楽しんでもらえるようにアプリを充実させていきたいということです。
アプリ内でのスクラッチとログインボーナスについては、近く検討をする予定です。また、お客様が店舗へ足を運びたくなるように、各店舗の情報開示も充実させていこうと考えています。また、お客様情報もさまざまな条件抽出ができるので、フィルターやルール付けの機能を使って、対象者や期間、条件を限定したお得な情報も積極的に発信していきたいですね。例えば、雨の日限定のクーポンや、お誕生日のキャンペーンなどがそうです。
目標は、お客様に、当社のアプリを開くことを「楽しみ」だと感じていただくことです。例えるならば、毎朝TwitterやInstagramをチェックするようなイメージですね。そんな風に、お客様がもっと見たくなるアプリを『matomaru』で実現しようと、今いろいろと施策を考えているところです。
もう一つは、動画での情報発信です。店舗の情報はもちろん、他にも湘南小麦など当社こだわりの原材料を作ってくださっている生産者様の情報を、CM風のムービーにして、アプリでご紹介したいと考えています。
お客様からは顔が見えない生産者の方々の魅力やこだわりをお伝えすることも、日頃お客様と接する機会のある当社の役割です。
販促のための便利なツールにとどまらず、ブランド・店舗とお客様との距離を近づける様々な取り組みができる。
そんな『matomaru』を活用して、これからもより一層、お客様に愛される存在を目指していきたいと思います。